インターハイの試合がテレビで放映されなかったのは、納得できない!
スラムダンクのコミックは全部で1~31巻まであり、インターハイで湘北高校が敗退するまで描かれています。
しかし、テレビ朝日で放映されたアニメでは、インターハイの試合については一切触れていません。
アニメ最終回の最後のシーンは、広島で開催されるインターハイに出発する朝、湘北と海南のバスケ部員が駅のホームで新幹線を待つところで終わっています。
つまり、インターハイの試合の前で放映が打ち切りになったということです。
私個人としては、神奈川県予選よりもインターハイのほうが面白い試合だったと思いますので、放映されなかったのは残念ですし、納得できません。
インターハイは全国の強豪が集まり、日本一のチームを決める注目の大会です。
湘北高校は1回戦で大阪の豊玉高校に勝ち、2回戦では、優勝候補筆頭でシード校でもある秋田県の山王工業を倒すという快挙を成し遂げます。
しかし、山王工業戦との死闘で選手たちが全力を出し切ったことに加えて、花道が負傷したこともあり、3回戦で愛和学院に完敗し、湘北のインターハイは終わりました。
3回戦の愛和学院戦は、結果だけで試合の様子は全く描かれていませんが、豊玉戦と山王工業戦はとても面白かったので、アニメでも観たかったのです。
尚、アニメではインターハイの試合がない代わりに、「翔陽・陵南の連合チーム」が湘北と対戦するという、コミックには描かれてない試合が実現しています。
この試合は完全にアニメ用ですが、私個人としては、それほど興味を持ちませんでした。
その理由は、花道の合宿シュートの成果を披露するだけの試合だったような気がするからです。
では、何故、インターハイの試合が放映されなかったのでしょう?
私なりに理由を考えてみました。
試合が長いため、視聴者が飽きてしまった!
スラムダンクでは、湘北がインターハイ予選で「翔陽」「海南大附属」「陵南」と対戦している試合は、とても長く描かれています。
「三浦台」との試合も少し長めです。
コミックを読んだファンの方にとっては、それらは長いと感じないかもしれませんが、テレビ放映で初めてスラムダンクを知ったという方の中には、長くて飽きてしまったという意見があっても不思議ではありません。
それで、当然、インターハイの「豊玉」や「山王工業」との試合も長いため、放映しなかったと考えることもできます。
視聴者が長い試合に飽きてしまったということですね。
放映回数でインターハイが収まりきれなかった!
スラムダンクのアニメの放映回数が、あらかじめ決められていて、コミックを最後まで放映すると回数をオーバーしてしまうため、インターハイ以降はカットしたとも考えられます。
また、回数をうまく調整するために、コミックに描かれたなかった「翔陽・陵南の連合チーム」との対戦を加えたということも考えられます。
続編で放映する予定だった!
インターハイについては、最初から放映する予定ではなく、もし、続編があれば、そこで放映する予定だったかもしれません。
続編は未だに放映されていませんが、視聴者から強い希望があれば、続編をやるつもりだったという考えです。
続編だけでは短い場合は、コミックにない話を加えるなどの調整を行えば良いので、充分に放映可能でしょう。
まとめ
アニメでインターハイが放映されなかった理由を推測してみましたが、私個人としては、ぜひ観てみたいです。
尚、スラムダンクでは、映画も4本製作されました。
映画も長い間、新作は作られていませんが、映画でも良いので、インターハイのアニメを観たいです。
もちろん、映画は長くても2時間程度だと思いますので、テレビアニメのように試合の様子を細かく再現することはできませんが、続編がなければ、せめて映画でやって欲しいものです。