海南対湘北!試合中に私語で注意される?
海南大付属と湘北の決勝リーグの試合で、両チームがプレー中にくだらない私語を言い合って、審判に注意される場面があります。
インターハイ出場をかけた高校生のバスケットの真剣勝負では考えられないことです。
しかも、スラムダンクでは、湘北と海南の試合はとても重要です。
湘北のキャプテンである赤木が、「俺は寝る前に、いつもこの日を想像していた」「湘北が、神奈川の王者、海南大付属とインターハイ出場をかけて戦うところを毎晩思い描いていた」「1年のときからずっとだ!」とまで言っています。
そんな大事な試合で、プレー中に笑えるような内容の私語が飛び出すのは何とも不思議です。
私語で審判に注意された花道と信長!
神奈川NO1プレーヤーと言われている海南大付属の牧伸一は、この試合で前半絶好調だった桜木花道のマークに付きます。
すると、プレー中にもかかわらず、花道と海南の清田信長の間で、以下のやり取りがありました。
花道:牧に向かって、「君、何年?」「高校生?」
信長:「バッ、バカヤロー」
花道:「おい野猿!!ズルいぞ てめーら、OBを連れてくるとは!!」
信長:「バカか、てめーは!!牧さんはこれでも、れっきとした高3だ!17才だぞ」
花道:「何17、何が17才だ!!」「だまされるか!!」
すると審判に「試合中だぞ」「私語は慎みなさい、両チームとも」「今回は警告だが、次からは没収試合になりうるから、気を付けるように」と注意されます。
そして、次の瞬間驚くべきことが起きました。
牧の口から「赤木のほうがフケてるぞ!」という言葉が出てきたのです。
この発言には両チームだけでなく、観客もビックリしていました。
それ以来、花道は牧を「ジイ」と呼ぶようになります。
スラムダンクの中でも笑えるシーンの1つでした。
なぜ、大事な試合でくだらな私語が出てきたのか?
私はスラムダンクは、半分はギャグ漫画だと思っています。
連載が始まった頃から、かなり笑えました。
しかし、花道がバスケットが上達して試合に出るようになるとスポ根漫画になります。
それでも、随所に笑える場面が出てきて、真面目なスポーツ漫画ではありませんね。
それが人気の秘密だと思います。
花道と信長のやり取りも笑えますが、牧の一言が印象的でした。
まとめ
私なりの結論として、海南と湘北の決勝リーグの大事な試合で、プレー中に両チームが私語を言って注意されたのは、スラムダンクにギャグ的な要素があるからだという結論に達しました。
それも花道と信長で笑ってしまうような言い合いをしています。
真面目な試合でも笑える場面が出てくるのがスラムダンクの魅力の1つと言えるでしょう。