桜木花道のフンフンディフェンスの疑問について考える
フンフンディフェンスとは?
フンフンディフェンスは、スラムダンクの主人公である桜木花道にしか出来ない超人技です。
相手がパスしたり、シュートしようとするコースを壁のように塞いでディフェンスしますが、花道が瞬発力を活かして上下左右に動き回り、相手に隙を与えません。
この突然の大技に相手が驚いている隙にボールを奪います。
単行本では花道が8人くらいに増えていますが、アニメでは何十人にも増えてディフェンスしています。
この技を破ったプレイヤーはいません。
このフンフンディフェンスにはいくつかの疑問がありますが、その詳細を詳しくお伝えします。
疑問3.チームメイトがフンフンディフェンスについて何も触れないのはなぜ?
この疑問については、作者に聞いてみるしか手段はないような気がします。
ちなみにフンフンディフェンスが出てくる場面は以下の4回です。
1.花道が湘北高校に入学し、バスケット部を「タマ入れアソビ部」と馬鹿にしたことに主将の赤木(ゴリ)が腹を立て、花道と赤木がバスケ対決
2.陵南(ボスザル)との練習試合で、魚住と対決した時
3.武園との練習試合で小田のシュートを防いだ時
4.インターハイ予選の4回戦の津久武戦で南郷(メッシュザル)と対決した時
疑問1.いつ習得したのか?
フンフンディフェンスは、バスケット初心者だった桜木花道がゴリとの対決で、いきなり披露した神業です。
中学時代は喧嘩ばかりして、全くバスケをやったことがない花道が、こんな技が出来るとは思えません。
いつ習得したのでしょう?
フンフンディフェンスを初めて使った時は、まだバスケ部に入る前なので、陰で特訓していたということはあり得ません。
また、花道は喧嘩が強かったのですが、喧嘩の動きを応用しているとも思えません。
花道がなぜ、こんな技が出来たのか謎です。
疑問2.なぜ、もっと使わなかったのか?
フンフンディフェンスはゴリやボスザルに通用しましたので、インターハイ予選などでも、どんどん使うべきだと思うのですが、津久武戦で1度しか使いませんでした。
インターハイ予選では、三浦台戦から翔陽戦まで5試合連続退場という不名誉な記録を作ってしまいますが、これはディフェンスが下手だったことによるファールが主な要因です。
また、ディフェンスが上手に出来ずに退場を繰り返していたので、花道はゴリの家に相談に行きますが、その際に「目で殺せ」とアドバイスを受けます。
しかし、それはゴリが苦し紛れに言ったことであり、全く効果がありませんでした。
花道にはフンフンディフェンスという必殺技があったのに、どうしてもっと使わなかったのでしょう?
フンフンディフェンスを使っていれば、ディフェンスのファールで退場になることもなかったはずですし、悩むことはなかったはずです。
疑問3.チームメイトがフンフンディフェンスについて何も触れないのはなぜ?
これだけ人間離れした大技は、チームメイトも驚いたはずです。
「あの技は何だ」「いつ、どのように身につけた」とか、技についてチームメイトが興味津々に聞くのではないでしょうか?
また、花道がゴリにディフェンスについて相談に来た時も「フンフンディフェンスをやれ」と言えば、退場する必要もなかったでしょう。
フンフンディフェンスについてチームメイトが何も触れないのは不自然です。
まとめ
桜木花道のフンフンディフェンスは本当に疑問が多く、解明が難しそうです。
スラムダンクの中で実現不可能と思われる唯一の技であり、イメージを変えてしまうくらいのインパクトがあります。
真剣に読んでいても、この技が炸裂している時だけ、どうしても笑ってしまいます。