相田彦一の要チェックの能力に疑問!

相田彦一の要チェックの能力に疑問

陵南高校の相田彦一はスラムダンクの中でも1、2を争うくらい笑えるキャラクターです。

ヒコイチという名前が面白いですが、セリフなどの言動も笑えます。

彼が初めて登場したのは第3巻で、湘北と陵南の練習試合が決まり、1年の相田彦一が湘北に偵察に来た時です。

彼はいつも「要チェックや」と言って、「わいのチェックの厳しさは大阪一や、言われとったからな」とまで言い切ります。

関西弁の面白い男です。

しかし、私は彼の要チェック能力にいくつかの疑問を感じていますので、それをお伝えします。

彦一のチェック力はまだまだ甘いと思います。

花道しか残ってない時間に偵察に来た!

彦一が湘北バスケ部の偵察に訪れた時間は、湘北の練習時間が終わって、体育館に花道しか残っていない時でした。

普通は、敵チームに偵察に行くのであれば、あらかじめ練習時間をチェックするのが常識だと思います。

彦一が行った時は花道が一人でトレーニングしていたため、花道が言ったことをすべて鵜呑みにします。

「次期キャプテン当確男」「流川が俺という壁に当たっている」「赤木キャプテンに勝った」とか…

すべては嘘ではありませんが、彦一は花道の言葉を信用して、凄い選手であると勘違いします。

まあ、初心者でしたが、身体能力が高くて凄い選手であることは間違いありませんが。

いずれにしても、敵チームの偵察を練習後に行く人はいませんね。チェックが甘すぎます。

花道を流川と間違えた!

彦一が湘北の練習を見に来た時、桜木花道が一人で練習していました。

そして、花道がダンクを決めようとしてジャンプした瞬間に彦一が体育館のドアを開けます。

そのジャンプ力を見て彦一は驚き、花道を流川と勘違いしてしまいます。

ジャンプ力が凄かったので、「ただ者ではない」と思う気持ちはわかりますが、それだけで流川と間違えるのはチェックが甘すぎると思います。

しかも、相手に確認もしないで、花道を流川だと思ってずっと話し掛けるのです。

そのため花道が怒って、彦一は頭突きをされてしまいます。

また、赤木とも間違えます。

すると花道が「おれが、あんなゴリ面しているか!バカタレが!」と言ったのは笑えました。

安西監督のことを知らない?

陵南と湘北の練習試合で、後半戦に陵南のエース仙道を止めるために、湘北の安西監督が立ち上がって、流川と花道に「ダブルチーム・仙道封じ」を命じます。

その時、陵南の部員が安西監督のことを「やっぱり監督だったのかあの人!」「あんまり動かないからケンタッキーおじさんが置いてあんのかと思ったぜ!」と言います。

すると、他の陵南の部員が「俺も」「オレも」と言い、最後に彦一まで「ワイも」と言います。

敵チームの監督の安西先生のことを知らないのは、あまりにも彦一のチェックが甘いと思います。

まとめ

相田彦一は自分のチェック力に自信があるようですが、私から見ると、まだまだ甘い部分もあります。

試合には出ませんが、いつも「要チェックや」と言って、試合中もノートにメモったり、常にデータを取るのが好きなようです。

陵南のバスケ部ですが、スラムダンク全体を盛り上げてくれています。