スラムダンクの赤木晴子は、桜木花道が自分に恋愛感情を抱いていることに気がつきませんでした。
普通であれば気がつくはずですが、最後まで気づいた様子はなく、晴子は花道に気軽に話しかけていました。
気づいてしまうと、2人の関係が変ってしまいますので、ストーリーに変化があったかもしれませんね。
晴子が鈍感だったので、スラムダンクが面白かったのだと思います。
では、晴子が花道の恋愛感情に気づかなかったことに、私が疑問を感じた3つの理由についてお伝えします。
晴子が花道の恋愛感情に気づかないことに疑問を感じた3つの理由
晴子が花道の片思いに気づかないことが不自然であり、疑問を感じた理由を3つあげてみました。
晴子への態度が明らかに違う!
花道が晴子と会話する時は、明らかに他の人と違う態度をとっています。自分に恋心があると気がつかないのは不自然ですね。
まず、入学早々、晴子は背が高くてバスケット部の戦力になりそうな花道に「バスケットはお好きですか?」声を掛けます。すると、「大好きです。スポーツマンですから」と答えます。
これで花道は晴子に一目惚れします。
その後は、部活の時間は晴子が現れると目の色を変えて話しかけたり、試合中でも晴子が来ていないかチェックしていますね。ゴリに「よそ見するな」と怒られるシーンもありました。
晴子と話をする時は、顔を赤くして照れくさそうに話します。
特別な感情を持っていることは気づきそうですが…
花道と流川の仲が悪い
晴子は花道に、自分が流川に片思いしていることを伝えます。
そこで花道はショックを受け、流川に嫉妬するようになりました。
しかし、晴子は、花道が自分に恋愛感情があるため、流川に嫉妬していることにも気がつかなかったようです。
校舎の屋上で初対面の時もいきなり喧嘩したり、部活の時も流川をライバル視して、「中学レベル」と言ったり、「流川ごとき」と言うのが口癖でしたが、心の中では流川を凄い選手だと思っていたことは間違いないようです。
試合の時、花道は流川に決してパスをしませんでした。自分の意思でパスしたのは、山王工業戦や海南戦くらいでしょうか。
ハイタッチをしたのも山王工業戦の試合終了の時だけだったと思います。
晴子は「桜木君と流川君はどうして仲が悪いんだろう」と疑問に思っていたようですが、最後まで自分が原因だと気づかなかったのですね。
晴子の周りは気がついている
花道が晴子に片思いだということは、晴子の周りは気がついていました。
桜木軍団、マネージャーの彩子、晴子の友達はもちろんですが、兄の剛憲や湘北のメンバーがみんな知っている様子でした。
気づいてないのは本人の晴子だけです。「友達が晴子に教えてあげれば」と思ってしまいます。
桜木軍団も晴子と一緒に試合を観に来ていましたので、どこかで口をすべらしてもおかしくないと思いましたが、それらしきことを言っても晴子が鈍感でわからなかったのでしょう。
まとめ
赤木晴子が桜木花道の恋愛感情に気づかないことに疑問を感じた理由として、
晴子への態度が明らかに違う!
花道と流川の仲が悪い
晴子の周りは気がついている
の3つを取り上げました。気づかないとかなり鈍感な人だと思いますよね!
しかし、花道が片思いをしていることが晴子にわかるとストーリーが変ってしまうかもしれませんね。
晴子が花道を意識するようになって、自然に会話する機会が減るかもしれません。
ですので、スラムダンクのストーリーとしては、これで良かったのでしょう!