ゴリラ顔の兄と可愛くて人気がある妹
湘北高校のバスケット部キャプテンの赤木剛憲には、赤木晴子という妹がいます。
主人公の桜木花道は赤木晴子にバスケット部に誘われて入部しました。花道は晴子に一目惚れして、晴子に気に入られようと思い、バスケット部で奮闘するのです。
晴子は可愛らしい女性で人気があり、花道以外でも晴子に惚れた人物もたくさんいました。
しかし、兄の剛憲は晴子とは顔が全然似ていません。イケメンではなく、花道に「ゴリ」という渾名をつけられるほどゴリラ顔です。
この2人が兄妹というのは無理があるような気がします。
共通点と言えば、バスケットが好きな事です。
では、どうして似ていないのか?3つの理由を考えてみました。
1.本当の兄弟ではない!
赤木家の家庭の事情で、剛憲と晴子のどちらかが養子である可能性が考えられます。父親や母親は登場していませんので、どちらなのか判断は難しいですが、両親に似ていないほうが養子かもしれません。
あるいは、父親か母親が再婚であり、どちらかが、その連れ子だったという可能性もあります。
2.顔を整形した?
これはほとんどあり得ないことですが、剛憲か晴子のどちらかが整形していれば似てないことも納得できます。しかし、高校3年生や高校1年生で整形手術を受けることは考えられないことです。
そもそもなぜ整形するのかを考えた場合、兄の剛憲は「顔に貫録をつけて、バスケットの試合で相手を威圧したい」妹の晴子は「兄に似たゴリラ顔だったのが嫌なので可愛くなりたい」という理由が考えられますが、両親が許さないですし、手術費用も出さないでしょう。
これはかなり無理がありますね。
3.兄妹のふりをしている!
実は兄妹というのは嘘で、兄妹のふりをしているだけかもしれません。
剛憲と晴子が両親と同じ家で生活しているのは疑いようがありません。それは兄妹が家で会話をしているシーンが出てきたり、花道が赤木の家を訪ねたり、赤点軍団が赤木の家で泊りがけで勉強したことからもわかります。
しかし、誰にも言えない特殊な事情で一緒に住んでいて、世間には兄妹で通しているということです。
素敵な兄妹
剛憲と晴子は似てなくても素敵な兄妹です。2人は仲が良く、晴子はバスケットに熱中している剛憲を慕い尊敬していますので、これで良いのでしょう。
また、バスケット部のキャプテンはゴリラ顔の剛憲が最もふさわしいですし、その妹である晴子が可愛くなければ、花道はバスケット部に入部しなかったわけですので、似てなくて良かったかもしれません。